祝福時期の確定

「自分がいつ祝福を受けるのか?」「(親として)いつ祝福を受けてほしいのか?」を親子で話し合うことはとても重要です。「いつか祝福を受けれれば・・・」と漠然とした思いのままでは、いつまでたっても祝福を受けることはできません。なかなか自分の祝福時期が確定しない方は以下の内容を参考に考えてみてください。

 

(1)人生プランから考える

人にはそれぞれ、人生で果たしたい目標があり、そのために進学や就職などを考えているなら、そうした就学プランやキャリアプランから祝福の時期を考えるのも一つです。特に男性の場合、こうした観点から祝福に臨む時期を考えることが多いと思いますが、逆に、極端に目的指向になりやすく、いつまでたっても、結婚する気配が見られないケースもあります。

もちろん、無理強いすることはできませんが、結婚には、結婚してからでしか分からない人生の喜びや生きがいがあります。もし、子女が25歳を超え、30歳近くになっても意識が低いようであれば、親のほうから背中を押してあげてください。

 

(2)家庭出発の時期から考える

結婚に意識が低く、悠長に構えやすい男性に比べ、女性は早いうちから結婚や家庭について考え始める傾向が強くあります。出産年齢などもあるため、男性のように悠長に構えてもいられないでしょう。そうした意味では、早めに準備に入り、家庭出発や出産(初産)の予定から逆算して、結婚する期日の目標を立てるケースも見られます。

もちろん、既に述べたとおり、結婚には本人の意思や内外の成熟度が求められるため、急がせ過ぎるのは良くありません。単に、外部の誘惑から守るために、娘を若いうちに祝福へ押し出そうとするケースも見られますが、これは決して良い結果を生みません。本人と十分に話し合いましょう。