結婚とは二人がともに暮らすことであり、お互いが目の前の相対者を心から愛することでいつまでも幸せな二人でいられます。そして愛とは精神的な思いだけでなく、具体的な努力と行動が伴うことで相手に伝わるものです。
天から与えられた相対者を幸せにするためにも、外的要素を磨くことも忘れないようにしましょう!
社会性を育もう
社会性には、対人関係を結んだり、集団行動を取ったり、社会に関心を持つことなどが含まれます。人は一人で生きているわけではないため、周りに配慮したり、公衆のルールを守ったり、社会に共同責任を負おうとする姿勢が求められるのです。結婚するなら、なおさらです!
「社会性」がないことと、「社交性」がないことは違います。人間関係が苦手な人でも、結婚して幸福になっている人は数多くいます。が、自分のことしか考えられない、自分本位にしか行動できない立場では、結婚生活は難しいでしょう。結婚すれば、自分以外のことのために時間を割いたり、責任を負ったり、自らの関心事以外のことにも意識を注がなければならなくなるからです。もちろん、結婚を通して成長し、変化を遂げる可能性もありますが、自らに課題を感じたなら、まずは祝福前に、社会生活をきちんとしてみることをお勧めします。
男性として
一般的に、女性が結婚相手の男性に願う条件は、まず「経済力(収入)」です。夫婦共稼ぎの時代とはいえ、男性は将来の家計を担う責任が、まず自分にあるのだと自覚し、祝福に向けた内的準備とともに、進路決定や職業選択を同時に考えましょう。
祝福前からすべての基盤を整えることはできませんが、責任を持っていくことの覚悟を決めることはできます。また、最初から将来に対して自信が持てる人などいませんが、自信は目標に向けた日々の努力から生まれるのです。
未来の配偶者のために、今から努力を始めましょう。職場で弱音を吐いたり、ゲームなどで自らの貴い時間を浪費している場合ではありません。一人の人生があなたの肩に掛かっているのです!
女性として
一方で、多くの男性が女性に願う条件が「容姿(外的美しさ)」です。真の父母様もマッチング前の女性たちに美しく着飾り、化粧するように教えられました。祝福を受けるに際して、「美しくなろう」と努力すること、それは世俗的なことでも、利己的なことでもありません。むしろ、天から与えられた女性としての性稟を表し、将来の配偶者のために自らを磨こうとする、祝福準備の公的なプロセスなのです。
また、結婚スタイルも多様化し、家事・育児も夫婦共同作業となった昨今ですが、それでもなお、結婚に向かう準備として、将来、良き母親になる立場として、普段から家事の能力、特に「料理の腕」は磨いておきましょう。
男性も女性も、良き出会いをただ待ち続けるのではなく、祝福に向け、積極的に自らを磨いていきましょう。