6.よくある質問

実際に父母マッチングに取り組む中で様々な質問、疑問が出てくると思います。これまでも多くの質問が子女から、そして父母から家庭教育局に寄せられてきました。ここでは、実際に挙げられた質問事項のうち、特に回答が必要と思われる内容に関してお答えいたします。

 

 

Q1.息子がなかなか祝福に向かおうとしません。親としてはどう働きかけたらいいのでしょうか?

A1.「祝福」に必要なのは、「信仰」はもちろんですが、それと同じくらい結婚に対する本人のモチベーション(動機付け)が大きく関わってきます。

例えば、結婚願望が強くあっても信仰がなければ、祝福を受けたいとは思わないでしょうし、逆に、信仰があったとしても結婚に対する想いが弱ければ、祝福に向かうことはできないでしょう。

父母としては自分の子女が祝福を受けるにあたり、どこに課題があるのか、どこに難しさを感じているのかを見極め、適切にサポートをする必要があります。そしてどちらに課題があったとしても、親として優しく見守ることが必要です。急ぎすぎても難しくなるパターンのほうが多い。

例えば、信仰が幼いと言っていきなり修練会に送る、教会に通わせる、などは逆効果になることが多いです。それよりも、しっかりと本人の率直な思いを聞いてあげてください。そのために親子セミナー等を活用するのも効果的です。

結婚に対するモチベーションが低い場合は、さまざまな事情が絡んでいます。ただ純粋に結婚願望がないのか、もしくは経済基盤が整わず結婚を考えられないのか。異性に対するコミュニケーション能力に問題がある場合や、そもそも自分に自信を持てない、ということもあり得ます。

そのような場合は、親だけでサポートするのは難しいと思います。教会のスタッフや二世の兄弟姉妹と協力をしながら、一つずつ子女の課題を解決してあげください。そのような親子の対話、細かな気配りを通して親子関係がより強固になります。そしてそれこそが父母マッチングの第一歩とも言えます。

 

 

Q2.父母セミナーに参加をしたのですが、祝福の流れが複雑で何から手を付けていいのかわかりません。

A2.大きな流れは「①相対探し」「②父母交流」「③家庭交流(子女交流)」「④約婚」「⑤祝福式参加」となります。

くわしくはぜひ、このサイト内をよくご覧になっていただけたらと思います。

そして知識以上に子女祝福を進める上では、共に手伝ってくれる(助けてくれる)第三者の存在です。特に初めての子女祝福の場合は、なにからなにまでわからないなかで始まります。

スムーズにいくことはすくなく、時には挫折を味わうこともあると思います。その時に、相談し、アドバイスをくれる存在が必要です。

現在家庭教育局では、所属教会の家庭部長とともに祝福を推進するためのお世話役として、アドバイザーやサポーターを育成することに力を入れています。

ぜひ、お近くのアドバイザー、サポーターを訪ねてみてください。

 

 

Q3.子女の相対を探す際、どのような基準で探したらいいのでしょうか。「天の願いを探し求める」とは言うのですが、なかなか難しいです。

A3.「夢で見た」「相手が光って見えた」等のわかりやすい啓示があればいいのでしょうが、なかなか現実はそうはいきません。

そこで本部としては、「マッチングプランシート」をつかって親子の話し合いの場を推奨しています。

相対候補としてどういう人と出会いたいのか、子女の意見を具体的に聞いてください。そして親としてもこういう人と出会ってほしいという思いを伝えてあげてください。

そのように親子の思いを合わせた上で、ウェブサイトを見たり、マッチング集会に参加することで、良き相対者と出会えると思います。