まずは子女の祝福の条件について確認しましょう。
(※二世祝福の対象年齢は、満20歳以上(祝福の日が基準)となります。子女をマッチングプロセスに交えることのできる最低年齢は満18歳ですが、祝福を受けるためには上記の年齢に達している必要があります。)
①祝福候補者認定について
祝福を受けるためには必ず祝福候補者としての認定を受けなければなりません。認定のためには、本部が定めた「祝福候補者教育」の履修と、「告白面接」による推薦が必要になります。
また、祝福候補者教育の流れには、「標準教育認定」と「家庭教育認定」の二種類があり、それぞれで必要な教育の内容が異なります。
※告白面接の結果によっては「認定」を受けることができないこともあります。基準については所属教会担当者までお問い合わせください。
②標準教育認定について
祝福候補者になるには、一定の教育基準が設定されています。これは、ただ資格条件を備えるという以上に、み言学習を通して原理的結婚観を育むための基準といえます。
履修が必須となっているのは、①統一原理、②生涯路程、③信仰生活講座、④祝福の意義と価値の4つの教育項目です。それぞれの項目を履修できる修練会が定められていますので、所属教会にお問い合わせください。
④祝福の意義と価値については祝福準備修練会の中でも学ぶことができますが、要約した内容となりますので、可能な限り、事前に祝福の意義と価値の教育を受けた土台で祝福準備修練会に参加することをお勧めします。
上記の事前教育を履修した後、祝福準備修練会に参加することができます。祝福準備修練会の講義では原理の要点と祝福について再確認していきますが、その他、父母マッチングのプロセスについて学ぶ時間や二世先輩家庭との交流など、具体的な祝福教育を行っています。また、プログラムの中に告白面接もあります。
③家庭教育認定について
子女個人の信仰が十分でない場合でも、家庭的基台を持って祝福まで導くために「家庭教育認定」という制度が整備されています。親子で向き合うことを入り口とし、家庭での対話・学習から祝福に向かう流れとなります。
具体的には、「親子セミナー」と「家庭学習」の二つの「家庭教育」の項目を履修したうえで、祝福準備修練会に参加してください。そこで実施される告白面接で推薦を受け、候補者認定を受けます。
この家庭教育の項目には年齢による考慮があります。下表を参照の上、所属教会担当者にお尋ねください。
ただし、この流れには「原理教育」がほとんど入っていません。そのため祝福準備修練会に参加し、認定を受けた後でも「統一原理・生涯路程・信仰生活講座」を各教会で学習にチャレンジしてください。幸せな人生のためにも、原理的価値観を確立することはとても大切なことなので、是非学びを深めましょう。
④認定から2年を超過した場合
国際規定により、候補者期間は2年間と定められているため、2年超過した場合は、再度、候補者認定を受ける必要があります。詳しくは所属教会家庭部長までお問い合わせください。
⑤自分自身を成長させよう
み言の学習による信仰の成長は祝福の条件として欠かすことができませんが、同様に重要なのが人格の成熟です。これから出会う相対者と共に理想家庭を築くのは自分自身です。まずは一人の自立した成人として社会性を育み、そして男性として女性として、それぞれ求められる能力を祝福を受けるその日まで身に着けましょう。