約婚手続きについて

約婚への条件が整ったら具体的な手続きに入りましょう。以前は両家間で【約婚誓約書】を交し合うだけでしたが、互いが永遠の相対であることを公式に誓う意味でも、両家で各々の嗜好に合った、心のこもった約婚式の実施を推奨しています。

 

1. 約婚式について

約婚は、それまでは兄弟姉妹だった二人が夫婦になることを天の前に約束する特別な瞬間であり、約婚後の二人には、天の父母様のみ意にかなう姿勢で祝福に臨むことが願われます。約婚式で永遠の相対であることを公式的に宣言することで、両者両家に祝福への自覚と責任感が芽生えます。両家の出会いに天の父母様をお迎えし、二人が共に人生の一歩を踏み出す場にしましょう。

約婚式は華やかでも、シンプルでも構いません。大切なことは神様が喜ぶような式にすることです。両家で精誠を込めて準備をしましょう。

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2. 約婚誓約書の作成

約婚式を行えない場合も、約婚誓約書の作成は必須となります。下記内容に注意して作成してください。

 

①約婚誓約書を交わす日取りを決めましょう

候補者、両家父母が都合の良い日時を設定してください。

国際マッチングの場合や海外在住等、両家が共に集まって誓約書の署名を行うのが難しい、という場合は、署名の上、相手家庭と郵送し合い、作成することも許可しています。その場合、インターネット回線を使った映像通話(LINE、Skype等)で両家の親子が顔を合わせて意思確認することを推奨します。

 

②約婚誓約書は2部作成しましょう

両家で内容を確認し、候補者二人が署名をします。2部作成してそれぞれの所属教会に提出します。原本は各家庭で保管し、コピーを提出しても構いません。

海外家庭局が作成した書類等、誓約書の内容が異なるものもありますが、候補者本人の署名欄があり、公式に認められている物であれば日本家庭教育局でも受理できます。