約婚期間の過ごし方

約婚誓約の後、二人は晴れて正式な約婚者になります。二人の関係をさらに深めながら祝福式に備えていきましょう。なお、約婚した場合は特別な理由がない限り、次回の祝福式に参加するのが基本となります。

 

1. 相互間の交流を深める

約婚をした二人が祝福式までに目指すべき関係性は「最高の友人」です。そのような関係性を築くために、たとえ、遠方に住んでいるとしても積極的に交流する時間をとりましょう。実際に会うのが難しかったとしても、最低限メールや電話等で連絡をとりあいましょう。具体的な行動を通して相手を想っていることを伝えることが大切です。愛情は愛ある行動から芽生えます。毎日、自らに「今日、私は未来の相対者のために何をしたか」を尋ねてみてください。

【注意】約婚中のスキンシップについて

祝福式までは夫婦ではないため、親しい兄弟姉妹の関係を越えてはいけません。例えば、互いの手を取り合ったり、挨拶や別れの時に軽いハグをすることはあるかもしれませんが、唇にキスをしたり、一緒に横になったり、性的な刺激を与えるような接触は、決してすべきではありません。

もし祝福式典参加前に二人が性的接触のある関係に発展してしまった場合、真の父母様のご指導に則り、一定期間の蕩減条件を立てなければならず、その期間内の祝福式には参加することができません。また、一線を越えてしまうということは、祝福子女として生まれた神の血統を失うことになるため、恩赦を受けるまで祝福式に参加することができません。

性急で未成熟な性的アプローチは、二人の間の本当の親密さや信頼への発展を著しく損ねます。それらは、二人がさらなる理解と信頼、尊敬をベースに、より深く結ばれるよう、もう少しあとのプロセスまで待ちましょう。

祝福を受け40日聖別期間を過ぎた後には天が認めた夫婦となり、創造本然の男女の愛を自由に育めるため、約婚期間はお互いの考えていることをよく理解して信頼しあう期間とし、より高貴な愛を育むための、内的な準備を整えましょう。

もし不安な点があれば、所属教会の家庭部長に相談してください。

 

2.祝福に向けて準備する

祝福式に参加するための手続きは、式典から数えて4〜5カ月ほど前から始まります。申請書類の作成に始まり、現場面接、健康診断、リングとドレスの準備、フライトの手配、感謝献金の納付など、所属教会より詳細な案内を取り寄せ、具体的に準備を進めてください。特に、健康診断などは、申請案内を待たず、約婚前から、早めに準備しましょう。なお、祝福に向けた内的準備は約婚直後から二人で意識し、共に精誠条件などを立てながら、祝福式の一日を迎えていきましょう。➡祝福手続きの案内が出る前から準備できること