私たちが目指す祝福結婚は『神様を中心とした結婚』であり、一般の結婚のように自分にとっての理想の相手を探すものではありません。ここでは良き出会いのための10のポイントを紹介します。ぜひ、参考にして下さい。
①よく祈りましょう
何よりも重要なのが祈ることです。神様の願いはどこにあるのか、自身で、親子で祈りましょう。
子女としては、神様は私の結婚にどのような願いをかけていらっしゃるのか。そのためにはどのような相手と出会ってほしいと願っているのか。
親も同様に、子女の祝福に神様は何を願われているのか。
親子で深く祈る中で、導かれたという証しは絶えません。
②親子の想いを一致させる
準備のプロセスでも強調しているとおり、親子の意識を一致させることが重要です。
出会いは一瞬です。せっかく良き出会いがあっても親子で話が一致していないと、見逃してしまうかもしれません。
内的な信仰、心情面の一致もそうですが、具体的にどのような人と出会いたいのか、家庭出発の時期、将来築きたい家庭のイメージ等をしっかりと話し合いましょう。
③完璧を求めない
結婚相手となると、どうしてもいい人を求めがちです。しかし、最初から完璧な人などいません。一般の婚活サービスでも相手に求める理想が高すぎる人ほど結婚ができないとし、理想を下げることを教えているといいます。
はじめはすこし頼りなく見えたとしても、「その部分を私が補おう」ぐらいの気持ちが必要です。また、人は結婚をして愛する対象、守るべき存在ができてこそ、大きく成長していくものです。
④選択肢を広げる
選択肢を狭めすぎていませんか?出会いはどこにあるかわかりません。
「こういう人と出会いたい」という思いを親子で共有することは必要ですが、その枠にとらわれすぎてもいけません。神様の願いはまさに、自分の想定外にあるかもしれないからです。
実際の証しでも、年下の女性との祝福を願い、なかなか出会えなかった男性が、希望範囲を年上に広げた結果、すぐに出会えたという話もよくあります。
また、日日祝福のみを希望していた女性が、韓国まで希望範囲を広げたとたん、韓国の男性との交流が決まった、ということもよくあります。
⑤具体的、積極的に行動する
オファーが来るのを待ちすぎていませんか?とにかく具体的、積極的に行動することが必要です。どんなに祈って精誠を尽くしたとしても、そこに行動が伴わなければ出会うことは難しいでしょう。
マッチング集会の情報を積極的に収集し、参加をしましょう。時には遠方に足を運んでみるのもいいかもしれません。
またウェブサイトも定期的に更新しましょう。登録時に一度入力をし、その後何カ月も放置したりせず、積極的に情報を更新しましょう。
⑥ウェブサイトの写真、コメントに精誠を込めよう
ウェブサイトは非常に有効な相対探しのツールです。2016年の調査では、祝福に至ったカップルの出会いのきっかけの70%がウェブサイトを通して、という数字が出ました。
さらに、ウェブサイトの何を見るか?という問いに、『写真』と『コメント』を重要視する、という答えもありました。
コメントは本人が書くものですが、将来の義理の両親に見てもらうという意識で丁寧に書きましょう。もちろん敬語で書くのは言うまでもありません。
写真も現在は3枚まで登録できます。可能であればプロのカメラマンに撮ってもらうのが望ましいでしょう。御父母様にささげるお見合い写真のつもりで精誠を込めて準備をしましょう。
⑦自分磨きをしよう
自分磨きを怠っていませんか?いくら、祝福だから信仰が大事といっても、これから共に家庭生活を営むパートナーですから、外的内容も無視はできません。
具体的には、社会性、コミュニケーション能力、マナー、身だしなみ、等です。さらに男性は経済力、女性は家事能力も求められるでしょう。
もちろんすべてが整わないといけない、というものではありませんが、これらのものは一朝一夕で身につくものでもありません。相手を幸せにしてあげる、という観点で常日頃から、自分を磨く努力をしましょう。
⑧周囲の意見を聞こう
周囲に、すでに父母マッチングを通して祝福に至った家庭があれば、ぜひ、お話を聞いてみてください。必ず参考になる部分があるはずです。
父母マッチングがスムーズに進むことは稀で、大なり小なり壁にぶつかると思います。そのときに相談ができる家庭や教会スタッフが近くにいることは、大きな助けになります。
現在、父母マッチングを助けるスタッフとしてマッチングアドバイザー、マッチングサポーターの育成に力を入れています。所属教会に問い合わせてみて下さい。
⑨委ねる
積極的な行動や自分磨きも大切ですが、やはり最後は神の導きによって決まるのが祝福です。そういう意味では、父母マッチングにおけるすべての投入は、神様が家庭に働きうる基台を作るためのもの、と言えます。
また、祝福を受ける子女本人においても、自分で探した、選んだという基準を超えて、最後は神様が導き合わせてくださった、という感覚が重要です。
⑩あきらめない
もし、スムーズに進まなかったとしても、絶対にあきらめてはいけません。必ずどこかに、神様が出会わせたい相手がいます。
人間は一人で生きるようにはできていません。必ず二人で生きるようになっています。それが原理であれば、あなたにも必ず、相対者が準備されているのです。
よく祈り、一つ一つプロセスを再確認し、自分がいまできることを探してみましょう。そして、小さな一歩を踏み出しましょう。