祝福相手に願うこと

祝福相手に願うことを親子で具体的に挙げてみましょう。しかし、それは単に自分本位な願望を羅列することではありません。あくまで、先に挙げた人生プランを踏まえ、人生を共にするパートナーとして最も適切な、天が備えてくださっている相対を探し出すという意識で考えてみましょう。誠実な姿勢で、しかしまた、自らの本心に正直になって整理してみてください。

 

(1)最も価値視したい特性

人生を共にする相手には、どういった性稟が最も大切だと考えますか? 信仰、愛、家族、夢……。上記した内容のうち、相手に対して、何を優先的に考え、何を最も価値視したいですか?

また、相手の人間性についても考えてみてください。宗教的な相手か、社交的な相手か。自己表現が豊かなタイプか、物静かでサポートしてくれるタイプか。自己実現を求めるタイプか、家族関係を重視するタイプか。相手に求めたい、3つの特性を挙げてみてください。

 

(2)相対候補を探す希望範囲

基本的な項目として、①年齢は何歳から何歳までを考えますか? ②身長は何cmから何cmまでですか? ③国籍や人種、居住地に対しては、どの範囲で考えますか? ④学歴については希望する範囲がありますか? また、⑤その他、収入や職種、容姿などの相手に対する希望条件がありますか? 各々、ベスト(最善値)とマックス(最大値)を考えてみてください。 例えば身長で言えば自分にとって170~175㎝くらいの人が一番いい(=ベスト)と考えたとき、そこを基準として前後何㎝まで相対候補の範囲として考えられるか(マックス)、ということです。当然のことながら、相対範囲を広げた分だけ、可能性も広がりますし、マックスを広げるためには、自分自身の信仰を成長させ、心の器を広げる努力をしなければなりません。

 

(3)相対候補として許容できる範囲

相対候補を考え得る範囲として、①相手の障がいをどこまで受け入れられますか? 身体的障がいならどうですか? 軽度なら考えられますか? ②再祝福の方も考えていますか? 過去の祝福で家庭出発をしている方でも大丈夫ですか? ③恩赦問題(血統問題があったが特赦で許された立場)を有する相手でも受け入れられますか? 相手の姿勢が良ければ、相対候補として考えられますか? ④その他、これまでのマッチングや祝福の経験から「これだけは受け入れ難い」という条件があれば、それも加えてください。